オフセット印刷とは、版自体に凹凸をつけず、水と油が反発するという原理を利用した方式です。製版時に線画部を油性にしておき、版全体を水に浸すと、インクがついて欲しくない部分に水が残り、インクがついて欲しい部分には水が残りません。この状態でインクに浸すと、水の残った部分はインクをはじき、水が残っていない部分はインクが残ります。これをゴム製のブランケットに移して(オフ)から、紙に転写(セット)します。こうした間接的な印刷法をオフセット印刷といいます。したがってオフセット印刷の版は、左右逆像ではなく正像になります。
カラーのオフセット印刷では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)ですべての色を表現します。画像、イラスト、文字などの情報を上記4色に分解し、順に刷り重ねる事で色を再現します。
一般的なオフセット印刷について説明します。
印刷に使用される版。すべて正像。青い(油性)部分は水をはじき、それ以外の部分に水が残る。インクは青い部分に残り、ブランケットに移った後、紙に転写される。